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正しいフォントを選択するために最低限必要なフォントの知識【欧文】

ZeBrand Japan

あなたがプロジェクトに参加した際に、そのプロジェクトがデザインと少しでも関連している時、デザイナーとあなたが最初に考えなければならないことは、そのプロジェクトに適したフォントを決めることでしょう。何百種類ものフォントがある中で、自分のニーズに合ったものを選ぶのは本当に大変なことです。ここでは、フォントの主な種類とその特徴について説明し、フォント選択の手助けをしたいと思います。

*この記事は英語記事「6 Font Types and Their Uses | Choose Your Right Font」を翻訳したものとなります。そのため、この記事で紹介するフォントは欧文フォントになります。

フォントの6つの種類

1. セリフフォント

セリフフォントの起源は、ラテン語のアルファベットです。石に刻まれた文字が始まりであるとされています。セリフとは文字の先端にある小さな飾りのことを言い、セリフを持つフォントのことを、セリフフォントと呼んでいるのです。日本語のフォントに置き換えると、線の太さが変化してハネを強調した「明朝体」と特徴が似ていると言えます。

セリフフォントは、フォントの原型とされ、広く使われています。

伝統や文化、洗練、信頼といったイメージを持たれることが多いです。特にファッションや金融の分野では、多くの有名ブランドがセリフフォントを使用しています。セリフフォントを使用しているブランドの例としては、VogueやBurberry、J.P. Morganなどがあります。

また、セリフフォントは日常生活でも使用されており、皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。日常生活で使用されるセリフフォントには、Times New RomanやGeorgia、Grammondなどがあげられます。

Photo by Charisse Kenion on Unsplash

2. スラブセリフフォント

セリフフォントの縦線と横線の太さを同じにしたものがスラブセリフフォントです。セリフフォントがより太く、より力強い雰囲気になります。RockwellやArvoがスラブセリフフォントの一例です。

ブロック状のセリフは見る人の注意を引き、看板などの大きなメディアスペースで使用されます。また、読みやすさにも配慮されています。アマゾンのKindleでは、スラブセリフフォントがデフォルトで使われています。

スラブセリフは、HondaやMozilla、Volvoなど、多くの企業で採用されています。その読みやすさと大胆な見た目から、伝統がありながら今風に見せたい企業に人気があります。

Photo by Adam Cai on Unsplash

3. サンセリフフォント

「サン」はフランス語で「〜がない」という意味を表します。よって、サンセリフフォントとは、文字の上下にあるセリフやカーブを取り除いたフォントのことです。シンプルで、全体的に同じような幅の線で構成されています。arialやrobotoなどのフォントは見かけたことがあるのではないでしょうか。セリフ系フォントに比べ、比較的遅れて普及し始め、19世紀半ばから、より一般的に見られるようになりました。

サンセリフフォントは日本語のフォントと比較すると、縦横の太さが均等で、装飾性のないゴシック体と特徴が似ていると言えます。

企業では、全体的にクリーンな印象を与えたい企業がサンセリフ体のフォントを選ぶようになってきています。また、あらゆるデバイスやプラットフォームで読みやすさとフォントの互換性を確保することも求められています。そんな中で、サンセリフフォントは重宝されるようになりました。Googleが自社の特徴的なセリフ体からサンセリフ体への移行を決定したことは、大きく取り上げられました。Mastercardもサンセリフフォントを使用するようにブランドを変更しました。サンセリフフォントは、クリーンなデザイン、効率性を連想させる。イノベーションを重視する企業には人気があります。

Photo by Morning Brew on Unsplash

4. スクリプトフォント

手書きの筆記体のことをスクリプトフォントと言います。フォーマルにもインフォーマルにも使えるが、存在感のあるフォントが多いです。個性的なフォントとなる可能性があり、スクリプトフォントの例としては、ucida scriptやpacificoなどがあります。

スクリプトフォントをベースにしたカジュアルなスタイルは、トレンドを取り入れることが多いです。しかし、中には独自のスタイルを確立しているブランドもある。印象的なスクリプトフォントを持つブランドは、Johnson & JohnsonやFordです。スクリプトフォントは、エレガントで、ユニークで、記憶に残る印象があります。

Photo by James Lee on Unsplash

5. 装飾的なフォント

装飾的なフォントは、さまざまなスタイルとグラフィックを組み合わせたものです。また、デザイナーが独自のフォントを開発することも可能です。例えば、bangersやfrederickaなどがあります。

装飾的なフォントは、ドラマチックで個性的なものになります。Disneyや Legoなどは、優れた装飾的なフォントを持つブランドの例です。このタイプのフォントで注意しなければならないのは、既存のフォント(ディズニーのような)をコピーしてしまう傾向があり、著作権侵害のリスクがあることです。しかし、装飾的なフォントを正しく使えば、ブランドにとって素晴らしいものになります。

Photo by Brian McGowan on Unsplash

6. 手書き風フォント

手書き風フォントは、スクリプトフォントとは異なり、より自然な書き方をするフォントです。手書きのスタイルには様々なものがあるので、このフォントは非常に幅が広いものになります。手書きフォントの例としては、sacramentoやjust another handなどがあります。

芸術的で、遊び心があり、カジュアルなイメージがあります。個人ブランドやコーヒーショップ、ブルワリーなどのショップに人気があります。

Photo by Josh Olalde on Unsplash

現在、世の中には多くのフォントが存在します。それでも、主要な6種類のフォントの特徴を知っていれば、フォントの世界を簡単に渡り歩くことができるのです。また、時には組み合わせて使うなど、使い方はさまざまです。画面のデザインなのか、パッケージのデザインなのかで、フォントの選び方も変わってきます。

まずは、自分のブランドやビジネスを正しく理解し、ブランドがどのような個性を持っているか、どのようなアイデンティティを持っているかを把握することが大切です。その上で、どのフォントが最も適しているのかを見極めましょう。

結局のところ、フォントの選択に難しいルールはなく、デザイナーがさまざまなフォントを試してみてから1つのフォントを決定するのは、ごく普通のことなのです。

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